主の独り言

2015.10.15

小さなソクラテス

紀元前、プロタゴラスは
今でいうリフレーミングという技術を使った哲学者であった。
そして、多くの政治家たちがその技術を学び、使用し
論戦に役立てていたという。相対主義者達の登場である。
(少し前でいえば、‟ああいえば上祐”
という事でも説明がつくかもしれない。)
その結果、自身の想いを貫こうとする思想が減少し
政治が腐敗していったという。
そこに出てきたのはソクラテス。
得意のなぜ、なぜ、攻撃で相対主義者たちを
論破していった。
そして、我が家にもそのソクラテスがいる。
わかりやすい言葉でいえば、なぜなぜ星人の事である。
今、少額4年生の長男が
父親である私に対して、
なぜなぜ攻撃を多用してくる。
少しは知っているほうの部類だと思ってはいたが、
彼の前ではあえなく撃沈される。
表面的なことは多く知っているが、深いところまでは知らないという事を痛感させられる。
わからない事はわからないと正直に言うが
わからない事をわかっていなかった事に対しては
大きな発見であった。

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