主の独り言
2013.03.16
渋沢栄一
小僧の宿題で“偉人を調べる”
というモノがある。
で、小僧の担当が“渋沢栄一”
さっそく、本棚から苦労して見つけてくる。
渋沢栄一。
日本の資本主義の父とも呼ばれる偉人。
私もご多分に漏れず、高校時代に嗜んだ。
特に、私が渋沢栄一関連で好きなのは
雨夜潭(あまよがたり)
これは、渋沢栄一が
生まれてから、大蔵省を辞めるまでの自伝である。
論語と算盤が一番有名だと思うが、
この本をより理解するためにも、
雨夜潭は必読と言っても良いと思う。
井上馨や大久保利通とのやりとりでの臨場感は半端なく
大蔵省を井上と辞めるときの
今で言う退職届の文章は涙ものである。
ただ、残念なのが
雨夜潭や論語と算盤を読んでも
私の好きな安田善次郎が出てこないこと。
これが私の理解に苦しむところだ。
こういった、一から時代を作った偉人の自伝。
これからは、いつでも見える本棚に入れておきたい。
で、結局小僧に私が説明して小僧が理解したことは
“明治時代を頑張った凄い人”
小一には僕の説明は意味不明だったろうな。